貨幣の時間的価値(TVM)の本質
「今手元にある100万円は、将来受け取る100万円よりも価値が高い」という金融理論の基礎概念です。現在価値に割り引いて判断します。
金融計算を支える5大変数
現在価値(PV)、将来価値(FV)、利率(Rate)、期間(Nper)、定期支払額(PMT)の5つの要素で構成されます。
割引現在価値の計算式
PV = FV / (1 + r)^n
将来発生する複数のキャッシュフローを現在の価値に割り引くことで、投資判断や債券・年金の真の価値を客観的に比較できます。
実生活におけるTVMの活用シーン
- 一括受取と年金分割受取の比較退職金の一括受取と年金受取の損益分岐点を、想定運用利回りで割り引いて正しく比較します。
- 期首払いと期末払いの差各期の初めに支払う期首払いは、期末払いよりも1サイクル多く利息を生み出します。
- 機会費用の設定割引率には、同等リスクの安全資産やインデックス投資で期待できる代替利回りを適用します。